キーワードの最適化

キーワードの分析

"どのキーワードでSEOをするか"は、SEOにおいて最も重要な部分といっても過言ではありません。
ユーザーのニーズを調査し、費用対効果の最も高いキーワードを選ぶことが重要です。

検索キーワードは、大きく分けて、ビッグ、ミドル、スモールの3つのボリュームに分類できます。

ビッグキーワードは、業種などの広い概念を持ったキーワードのことで、たとえば「ラーメン」、「照明」などが当てはまります。

ミドルキーワードは、ビッグキーワードに地域名や種類などの条件を加えた、絞られた概念を持った複数の単語で構成されたキーワード(複合キーワード)です。
ユーザーの検索するキーワードのうちの半数はミドルキーワードです。
「ラーメン 大阪」、「照明 ペンダントライト」などがこれに含まれます。

スモールキーワードは、ミドルキーワードをさらに絞り込んだキーワードです。
かなり限定された範囲の地名や、商品の状態(金額や形状など)などが含まれます。
「ラーメン 大阪 梅田」、「照明 1万円以下 ペンダントライト」など


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ビッグキーワードに潜む罠

キーワードによる性質の違い

1語のビッグキーワードには、大きなデメリットが存在します。
費用対効果が非常に低くなる可能性が高いことです。

ビッグキーワードでは、やはり訪れるユーザーも多いのですが、ユーザーの傾向として、まだ考えが固まっていない"情報を探している状態"であることが当てはまります。
ですので、少しでも多くの情報を得ようと、サイトを2軒、3軒とハシゴしていく可能性が高く、成果に繋がりにくいのです。

ビッグキーワードのユーザーを獲得するには、そのユーザーに合わせたサイトにしなければいけないので、サイトに大きな変更を加えなければいけない場合が多く、その費用を考えると、あまり現実的ではありません。

ミドルキーワードとスモールキーワード

ミドルキーワードとスモールキーワードで検索するユーザーは、ある程度の考えが固まった状態ですので、
その考えと、そのキーワードで上位化されているお客様のサイトが一致する可能性が高く、
成果に繋がりやすくなります。

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SEOの期待値

単語数利用率SEO平均額成果達成率
1語15.2%8万円
2語31.9%4万円
3語27.0%3万円
4語14.8%2万円
左図をご覧下さい。
これは、ユーザーが検索するキーワードに含まれる単語の数とその利用率、SEOコスト、成果達成率をまとめたものです。
約60%のユーザーが、2~3単語で検索しています。 これはユーザーがインターネット検索に慣れてきたことで、1単語で検索するユーザーは減少傾向にあるからです。

このことから、2語、3語のミドルキーワードで検索の上位に表示することで、
かなりのユーザーを獲得できることが期待できます。

SEOに掛ける予算と、その効果を考慮すると、ビッグキーワードだけでSEOを行うよりも、同じ予算でスモールキーワードとミドルキーワードを組み合わせた方が、成果に繋がりやすいのです。