コンテンツファームなど“質の低いコンテンツ”を検索結果の上位に表示させないようにするためのGoogleのアルゴリズムのアップデートの通称。

アルゴリズムの特徴と対策

質の低いコンテンツが存在するサイトに影響がでる可能性がある。
サイト全体の品質ではなく、オーソリティサイトなど質が高いドメインを持ったサイトや、質の高いコンテンツをもつサイトでも、その対象となりうる。

そのため、質の低いと思われるコンテンツを探り出し、情報を整理整頓（情報量と質の増強、削除）し、サイトの更新で質の低いものを増やさないように対策するなどして、サイト全体の質の底上げをする必要がある。

パンダアップデート対策

以下のような対策が必要です。

“パンダアップデート”の名前の由来

“パンダ”という名称は、このアルゴリズム実装のプロジェクトのエンジニアのパンダから。

この“パンダアップデート”は、SEOに関するコミュニティではコンテンツファームに対する対策ということから“ファーマーズアップデート”と呼ばれていたが、Googleの内部では“big panda”と呼ばれていることを明かしたため、この名前が定着した。

そのことはwired.comのインタビューにて明かしている。

適当訳

Wired.com: このアップデートのコードネームは何？コンテンツファームへの対策みたいだから、某サイトでは“ファーマー”と呼ぶ人もいるみたいだけど。

Amit Singhal: そうだね。僕達はこのプロジェクトのエンジニア“パンダ”の名前から取って“ビッグ パンダ”と呼んでいるよ。彼はとっても重要な人物なんだ。数ヶ月前に質の低いコンテンツとそうでないコンテンツを区別する突破口を見つけたんだぜ。

原文

Wired.com: What’s the code name of this update? Danny Sullivan of Search Engine Land has been calling it “Farmer” because its apparent target is content farms.

Amit Singhal: Well, we named it internally after an engineer, and his name is Panda. So internally we called a big Panda. He was one of the key guys. He basically came up with the breakthrough a few months back that made it possible.

http://www.wired.com/epicenter/2011/03/the-panda-that-hates-farms/all/1